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ローンの見直し・買い替え
住宅ローンの見直し、してますか?
住宅ローンは25年、30年と長期に渡って支払うものです。当然綿密な返済計画を立ててローンを組まれたことでしょうが、ローン返済が始まって10年、20年が経過した今、計画通りに返済ができていますか?
最近、「不況による収入減のためにローン返済が厳しくなった」というご相談を受けることが多くなりました。収入減の理由は、1.ボーナスカット、2.リストラ・転職による収入減、3.定年が早まった(早期退職・希望退職も含む)というように、度重なる不況の影響によるものが多くみられます。ライフスタイルが変われば、これまでと同じようにローン返済を続けて行くことが難しい場合があります。借りっぱなしにせず、無理のない返済のためにローンの見直しをすることも大切です。
ローン見直しのポイント
ローン残高がどのくらいあるかご存知ですか?
あと何年返済を続けなければいけないかはご存知でも、いくら残っているかという残高まで把握されている方は案外少ないものです。金融機関から届く明細を確認し、いくらのローンに対してどのくらいの支払いを済ませ、あとどのくらい支払わなければならないかをしっかりと把握した上で、現在の支払能力や今後の人生設計をもとに返済計画を見直しましょう。
今現在の金利を把握していますか?
特に変動金利型のローンを組まれた方は、半年に1回金利の確認をするようにしましょう。毎月きちんと支払をしているつもりでも、実際は金利が増えているために返すべき元金があまり減っていないということも考えられます。固定金利型の方も、一定期間が過ぎて変動金利型に切り替わっていることに気づいていなかったケースが多々見受けられます。金融機関に問い合わせて、定期的に金利を確認することも大切です。
収入がある間に完済できますか?
法的には60歳定年でも、早期退職をつのったり、50代になると“出向”扱いとなって給与カットになったりするケースが増えているようです。また、退職金を返済にあてるつもりでローンを組んだけれど、退職金が減額になりそうだというご相談も増えています。雇用条件の変更があればローンの見直しを。返済期間の延長などの対策がとれることがあります。
「買い替え」による住宅ローンの見直し
ローンの見直しの一環として、ライフスタイルに合っていない家を買い替えることはできないか、というご相談を受けたケースがあります。将来息子夫婦と孫との三世帯になることを想定して庭付きの大きな家を購入したけれど、結局ご夫婦二人になってしまいました。二人だけでは大きな家の管理が大変になり、不満を感じながら高い住宅ローンを払い続けることももったいないと考えるようになったのだそうです。もっと手ごろな家に住み替えるために新しいローンを組みたいけれど、返済期間があと10年ほど残っていることを懸念されてご相談に来られました。
住宅ローンが残っていても、買い替えはできます
詳しくお話を伺い、住宅ローンの残債があっても買い替えローン(つなぎ融資)をご利用いただけることをご説明したところ、すぐに買い替えでの査定を希望されました。残念ながら売却代金をローン返済にあてても残債が出てしまったのですが、新規購入される物件の購入額に残債分を追加した総額で買い替えローンを組みなおしました。
買い替えローン(つなぎ融資)
現在の住宅ローンを一括完済して新たに組みなおす住宅ローンです。不動産つなぎ融資のひとつで、いわゆる担保割れの状態でもローンを利用することで買い替えが可能になります。
金融機関によって住み替えローン、住宅つなぎ融資などとも言い、サービス内容・条件なども異なりますので、まずは金融機関に問い合わせをされることをおすすめします。