「借入をしやすい理由」=「本当の理由」
しばしば、「どのような借入理由であれば、審査に通りやすいですか?」といったご相談を受けます。結論から申し上げますと、「本当の理由を伝えること」です。少しでも有利な条件で借入をしたい、とのお気持ちは分かりますが、申請内容に虚偽があることが判明すれば、融資を受けられなくなってしまいます。
「こんな理由では通らないかもしれない」「本当の理由を伝えるのは恥ずかしい」等と考えず、どのようにお困りなのか、どういった助けが必要なのかを担当スタッフにはっきりとお伝えください。
ご融資するのにふさわしい理由をお持ちかどうかより、申請されている内容に偽りがないかどうかの方が大切です。あなたに最適なご提案をするためにも必要なことです。
当相談センターに寄せられた相談から
借入理由の相談をされる方が心配されているのは、「こんな理由では融資を受けられないかもしれない」ということです。当相談センターに実際に寄せられたご相談の中から、借入の理由をいくつかご紹介いたします。ご参考になさってください。
借入れトラブル
- 遊ぶお金(パチンコ・競馬等)欲しさに複数の金融機関から借入れ、多重債務になってしまった。
- 住宅ローン以外に、生活費のために借りたカードローンがある。
- リストラにより給料が減額。月々の返済額が収入を上回って払えなくなった。
税金・差押トラブル
- 引っ越しのどさくさで市民税の支払いを忘れていたら、延滞料が莫大な額になってしまった。
- マイホームの購入資金で精一杯で、固定資産税を払う余裕がなくなってしまった。
- 税金を払わずにいたら自宅を差し押さえられ、一括で払わないと競売にかけると言われた。
競売・任意売却トラブル
- 慰謝料として貰ったマンションの支払いがされておらず、競売の申し立てを受けた。
- 父が作った借金のために自宅が競売に。引っ越しをしたくないから回避したいけど、支払えるお金がない。
保証人トラブル
- 保証人になっていた相手が自己破産してしまった!
- ちょっと名前を貸したら、連帯保証人として莫大な借金を負うことになってしまいました。
相続トラブル
- 遺産を相続したいのですが、相続税を払うことができそうにない。
- 祖父の不動産を相続したら、親族から相当分の支払いを要求されてしまった。